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バイヤー/雑貨 2019-12-02

火鉢のある生活に思いをはせて

NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」はご覧になっていらっしゃいますか?
舞台は滋賀県甲賀市信楽。信楽焼の女性陶芸家の半生を描いた作品です。
信楽焼といえば、素朴さのなかに日本人の風情を表現したものとして、室町・桃山時代以降、茶道の隆盛とともに「茶陶信楽」として茶人をはじめとする文化人に親しまれてきた「日本六大古窯」の一つです。
明治時代には巨大な登り窯を利用した火鉢生産がはじまり、壺や鉢物などの大物陶器含め、質量ともに大きな発展を遂げました。
たぬきの置物でも有名ですね。
しかし電化製品の普及や生活様式の変化とともに火鉢は衰退してしまいました。

「面白い」という言葉は、闇の中で火を囲む人々の顔が明るく染まる様子を表していると聞いたことがあります。
現代の一般家庭で囲炉裏は無理としても、小さな火鉢なら、暮らしの中に人と人をつなぎ、心通わす時間をつくり出す素敵な存在になりえるのではないかと考え、今回あえてミニ火鉢の手あぶりのセットを企画しました。

製作は信楽焼の〈宗陶苑〉さんにお願いしました。
信楽焼最大の登り窯を有する名窯です。
※今回の火鉢は登り窯ではありません。

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〈宗陶苑〉の遠景

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三代目社長の上田宗さん。


この冬、たまには暖房をやめ、火鉢の火を起こし綿入りの半纏を着て、ああ寒いなどといって手をあぶる。
お友達やお孫さんを迎えてお餅を焼いてもよし、日本酒派の私ならスルメや氷下魚などあぶって熱燗など、季節を感じられてよいなあと、愉しみが膨らみます。
懐かしいという方、火鉢など馴染みがないよという方、皆様で火鉢の魅力を再発見し、お愉しみいただければ幸いです。

〈宗陶苑〉信楽焼手あぶり火鉢のセット

※くれぐれも換気と火傷にはお気をつけください。

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信楽高原鐡道「信楽駅」では巨大なたぬきがお出迎え(2016年12月撮影)。