- 人間味のあるユニークな猫に思わず微笑む、桐のこ人形。
- 福島県喜多方市で、伝統工芸の漆器や蒔絵、名産の会津桐を用いたオリジナル作品を手がける工房〈会津・木之本〉。毎回ご紹介するたびに好評を博すのが、猫を可愛らしく、ときにひょうきんに表現した「桐のこ人形」。代表の遠藤久美氏は「愛猫と日々接する中から生まれた作品です」と語ります。桐のこ人形は、全国屈指の銘木である会津桐の粉をベースに小麦粉や石膏を混ぜ合わせて練り上げ、虫よけに樟脳を入れて粘土にし、一つ一つ手びねり、手彩色で作り上げています。淡い色付けで桐の粉の色味と質感を活かしているのも特徴です。完成後、さらに桐の粉を振って猫の毛並みまで再現した繊細さに加え、木の懐かしい手ざわりや素朴で優しい温もりを味わえるのも魅力です。
- 細部まで手が込んだつくりと仕草が可愛らしい猫たち。
- 「福来たれ」と願いが書かれた屏風の前に並ぶのは、3匹の猫たち。左の白黒のハチワレは「頼む」と片手で拝み、中央の三毛は「お願い」と身体を傾げておねだりのポーズ。そして右の茶トラは「この通り」と深々と頭を下げています。三段階のお願いポーズをそれぞれが担当し、「何とか福が来ますように」と切に願っています。ころんとした丸いフォルムや、くりくりとしたつぶらな瞳が何とも愛らしく、叶えられるものならぜひとも叶えてあげたいという気持ちにさせられます。日々の暮らしに潤いを与えてくれる飾り物として、また通年飾れる、招福の置物としてもおすすめです。
セット内容 | 猫3匹、屏風、木札、飾り台 |
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サイズ(約) | 立ち猫=幅7~9cm×奥行7~8cm×高さ10~11cm、伏せ猫=幅7.5cm×奥行9.5cm×高さ6cm、飾り時=幅25cm×奥行10cm×高さ13cm |
重さ(約) | 580g(総重量) |
材質 | 人形・飾り台=天然木(桐)、屏風=紙 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※手作りのため、色調、サイズ、重さ、形が写真・スペックと異なる場合があります。 |
会津・木之本
会津・喜多方で明治10年に創業。会津の伝統工芸を活かしたオリジナル作品で評判の〈会津・木之本〉。漆器製作が主でしたが、昨今では蒔絵を使った風鈴や、桐の粉人形が人気といいます。
ラーメンでも名高い喜多方に店を構える〈会津・木之本〉。
桐の粉を使った粘土を一つ一つ手びねりで形作り手彩色で仕上げる、会津・木之本の遠藤久美氏。猫ならではの仕草や毛並みまで繊細に再現。