- 世界に羽ばたいた、“幻の花ござ”錦莞莚を再現。
- 〈萩原〉が拠点を置く岡山県倉敷で、いぐさ製品が本格的な発展を遂げるきっかけとなった"幻の花ござ"を再現したものです。明治時代に磯崎眠亀が精緻な文様を織り込んだ「錦莞莚」を発明。これはスリランカ産の絨毯を見た眠亀が、いぐさでその繊細緻密な色柄を表現できないかと苦心して生み出した花ござです。「錦莞莚」は400本近い糸にいぐさを絡ませて織り上げており、染料による奥深い色合いが芸術的な美しさを放つのが特徴。高い評価を得て人から人へと伝わり、やがて欧米をはじめ、海外への重要輸出品目にまで成長しましたが、あまりに精密で手間がかかり高価であることや技術伝承が難しいことから、いつしか"幻の花ござ"といわれるようになり、2017年に日本遺産に認定されました。そんな「錦莞莚」を、現代の技術を用いて気軽に使いやすいよう〈萩原〉が生み出したのが、こちらの廊下敷です。日本家屋の木床に調和する落ち着いた印象のシックな色使いで、かつて眠亀が好んだとされる蔓と花のモチーフを組み合わせた花唐草文様を三重織で再現しました。花ござとしての機能性はもちろんのこと、まるで一幅の絵画を眺めるような美しさも愉しめます。工芸品を飾るような感覚で日常の空間に優美なアクセントを取り入れていただけます。
サイズ(約) | 【263-758】幅80cm×長さ240cm 【263-769】幅80cm×長さ340cm |
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重さ(約) | 【263-758】1.7kg 【263-769】2.3kg |
材質 | 表面=いぐさ100%、裏面=ポリエステル(不織布)、縁=綿100% |
仕様 | 裏面に滑り止め加工 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※天然素材を使用しているため、色調、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 |