奥深い青が美しい“茶銅具”。
新潟県燕市の伝統工芸であり江戸時代に仙台の渡り職人から伝えられた鎚起銅器。間瀬銅山から採掘された銅で作られた銅器は、技術や意匠が洗練を極め、明治維新後に美術工芸品としての地位を確立しました。その燕市で創業した銅製調理器具メーカー〈新光金属〉が手がけたのが食事の際はもちろん、一日に何度もお茶を愉しむ方におすすめしたい青被きの茶道具です。
職人の手仕事の妙味が堪能できる名品。
独特な青色は〈新光金属〉が誇る伝統の色彩。まず一度表面を磨いた後、内面にメッキを施し外面全体を磨き、特殊液に漬けて着色する工程を繰り返して仕上げます。この着色は調合された特殊溶液を使い、液の温度や工場の気温、湿度などから瞬時に割り出した着色時間で熟練職人が丹念に色付けをおこないます。着色後の磨きや美しい鎚目模様などもすべて手作業で行っているため、味わい深い唯一無二の表情に仕上がります。こちらは青被きのよさが全面に活きた茶筒。中蓋まで重厚感のある仕上がりになっているのが心憎いです。客人をもてなす際も活躍します。
商品番号:305-514-01-01

青被き茶筒

11,000(税込)
 
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サイズ(約) 直径7.3cm×高さ10.9cm
重さ(約) 245g
容量(約) 茶葉150g
材質 本体・蓋=銅、中蓋=ステンレス鋼、中蓋ツマミ=真ちゅう
原産国 日本
その他 ※色、重さ、鎚目の形状が写真・スペックと異なる場合があります。

新光金属
金物産業で名高い新潟県燕市にあり、銅製品にこだわった製品を手がける調理器具類メーカー〈新光金属〉。昭和34年に創業した同社は、45年に輸出貢献企業として表彰されて以来、数々の製品で経済産業大臣賞や中小企業庁長官賞を受賞。国内外で高い評価を得ています。

鎚起銅器の伝統を伝える熟練職人が、鎚目を打ち込み丁寧に磨き上げていきます。各工程の細部に至るまで手仕事が行き届いています。