芽吹きの季節を斬新に表現したのれん。
こちらののれんは、大正期前後に活躍した画家、竹久夢二(1884~1934年)の版画「わらび」を大胆にあしらった、レトロな深い趣が漂う一枚。手がけたのは京都の〈万葉舎〉です。同工房は、屏風や襖絵などに季節を感じる意匠を取り入れる風趣豊かな習慣を、現代の暮らしに映える新たな形で提案しています。哀愁に満ちた表情が魅力の美人画で知られる夢二は、「大正ロマン」を代表する画家。京都時代には大阪・柳屋画廊のブランドデザイナーとして、便箋、絵封筒、色紙などの図案を手がけました。すなわち、今でいうグラフィックデザイナーのような存在だったのです。「わらび」は、元は封筒用に作られた版画のひとつ。わらびが我先にと土を蹴って空に向かっていく、そんな様子が清々しく大胆に描かれた、魅力あふれる作品です。こちらののれんには、厚手でざっくりとした風合いの手織りの生地を使用。版画絵ならではの素朴さとマッチして、古きよき時代の息吹を感じさせる一枚に仕上げました。和室、洋室どちらにも合い、部屋の間仕切りやタペストリーとして飾っても洒落た雰囲気を演出してくれます。
商品番号:566-609-02-01

版画絵のれん「わらび」

19,800(税込)
 
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02 *
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サイズ(約) 縦150cm×横88cm
素材 植物繊維(ジュート)63%、麻37%
原産国 日本
その他 ※色調が写真と異なる場合があります。
※棒(ポール)は商品に含まれません。