- 卓越の意匠に宿る織りの技術。
- 二代目の梶原市太郎氏が大正時代に初の国産オリジナルネクタイを作り始めて以来、〈田屋〉は“ネクタイの田屋”としてその名を轟かせています。その無二の特徴は、すべての色柄を織りで表現していることにあります。漢字の「幸」をモチーフにしたネクタイ。「一見すると小紋柄のようでありながら、近くでならば『幸』の漢字が見えてきます。そのさじ加減にこだわりました」と佐藤氏。新春の装いやハレの日などにおすすめです。ネクタイを締めたとき、きゅっと気持ちよく締まり、ほどいても締めたときの形がそのまま残りにくいのが〈田屋〉のクオリティでもあります。洒脱なセンスで胸元を飾ってみてはいかがでしょうか。
サイズ(約) | 全長145cm×最大幅8.5cm |
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素材 | 絹100% |
原産国 | 日本 |
銀座の老舗ネクタイ店〈田屋〉。明治38年の創業以来「余所にはないものをつくる」をポリシーに、多彩な色柄のネクタイで紳士の胸もとを華やかに彩り続けています。
生み出されるネクタイは、独自に開発した「多色織り技法」により、すべての色柄をプリントではなく織りで表現しているのが特徴。一般的に織地の緯の一線上に3色使えば高級ネクタイとされますが、同店では一列に7色まで織り込むことに成功。まるで絵画のように自由な表現を可能にしています。また、柄の面白さだけではなく、緻密に織り上げられたネクタイはふっくらとしたハリがあって形崩れしにくく、締め心地は格別です。
〈田屋〉チーフデザイナーを務める佐藤由記也氏。時代性を捉えつつ、上品な遊び心を添えたデザインによって「余所にはないものをつくる」という同社の理念を体現します。