- 透け感が清涼をもたらす芭蕉織。
- 繊細な透け感が美しい芭蕉織ののれん。芭蕉は、琉球王国の時代からその繊維を利用した芭蕉布が織られてきたことで知られています。こちらは、京都の工房〈万葉舎〉が経糸に綿、緯糸に芭蕉を用いて織り上げた一枚。芭蕉の糸は、すべて手作業で作ります。茎の皮を剥いで繊維を取り出し、細く割いて糸状にしたものを一本一本結び、長さを出していきます。表面にぽつぽつと浮かぶ結び目が手仕事の証。こうして繊維に艶とハリが生まれ、光に当たるとほのかに輝きを放つ糸となります。経糸の間から芭蕉の糸が覗くように織り上げることで糸の表情がより引き立つ仕上がりに。時が経つごとに織り地が色づいていく様も愉しめます。芭蕉織特有の目で味わう涼をご堪能ください。
サイズ(約) | 縦150cm×横88cm |
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素材 | 経糸=綿、緯糸=植物繊維(芭蕉) |
洗濯方法 | 手洗い可 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※天然素材を使用しているため、柄の出方、色調が写真と異なる場合があります。 |
柔軟かつ耐水性がある芭蕉の茎の部分を使用。
細く繊維を割き、一本ずつ手で結びながら糸にします。